ステップファミリーって?
 皆さん「ステップファミリー」って、なかなか聞き慣れない言葉だと思います。実際、私もつい最近まで、この言葉を知りませんでした(笑)
 ステップファミリーというのは、TOPでもざっと説明しましたが、「夫婦の片方、あるいは両方が子連れで結婚・再婚してできた家族」のことを指します。そして、父親は「ステップファーザー」、母親は「ステップマザー」、子供は「ステップマザー」といいます。これらは全て、アメリカからやってきた言葉だそうです。従来の呼び名で言うと、それぞれ「継父」「継母」「継子」。なんかカタカナのほうが、イメージがやわらかくなりますよねぇ。

 でも、実際のところステップファミリーに対しての世間的な風当たりは強くて、マイナスイメージを持つ人が多いと聞きます。昔から、ママハハのイジメや義理の父親の暴力、子供が新しい家族になじまない等、いろんな話を聞きますから、その辺のイメージが強いんじゃないでしょうか?

 そんなイメージがなくなって、ステップファミリーも普通の家庭のように扱ってくれればなー、と思います。
離婚や再婚の状況
 2003年の統計ですと、離婚の約6割が子連れで、婚姻の約2割が夫婦の片方、もしくは両方が子連れの再婚らしいです。こう見ると、結構ステップファミリーが多くなっているようです。離婚や再婚が増えてきている現状をみると、今後もどんどん増えていく可能性がありますよね。ということは、ステップファミリーも当たり前と言えるところまできているのかもしれません。

 ステップファミリーが当たり前のように存在していたとしても、「何が」ステップファミリーにとって当たり前なのか、というのは、全く見えません。例えば、以前と同じような家庭を作らなくちゃいけないとか、ステップチャイルドとうまくいくために新しく子供を作らない方がいいとか、いろいろ言われていますが、何が正しくて何が間違っているんでしょうか? そんなことはなかなか一概に言えないんでしょうけれども、悩んでいる人のために簡単な指針でもあればいいのに、と思ってます。

 ステップファミリーとなったら一体どうすればいいのか、どうやって新しい家族と接すればいいのか、そのような指針になるような統計も、どこかにあるといいんですが……